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【勉強期間1週間】世界遺産検定2級受けた感想

日常
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世界遺産検定?

誰もが一度は聞いたことあるワード、世界遺産に関する検定です。

世界遺産検定に興味あるな~と思っている人はもう公式サイトはチェックしていると思うので概要は省きます。公式サイトをチェックすれば大体大丈夫です。

他の検定(あまり受けたことはないけど)に比べて公式サイトがとても見やすい気がします。公式動画とかもある。なので、ここでつらつらと書かなくても自信を持って公式サイト見れば大丈夫!といえるサイトだと思います。

世界遺産検定公式HP
「入試」「就職活動」「仕事」に役立つ、旅行が楽しくなる。文部科学省後援、世界遺産に関する知識が身につく資格「世界遺産検定...

なので本当に感想だけです。

世界遺産検定には公式テキストがあります。公式サイトにAmazonや楽天のリンクがあるので簡単に買えます!ありがたいですね。また、本屋で買うとしても、公式サイトのリンクは画像が出るタイプなので表紙がわかって迷わず見つけられると思います。


一応こちらでもリンク置いておきます。公式から買ったほうがスムーズかとは思いますが
私が買った本屋は「世界史」コーナーの一角に置いてありました。「検定」「試験」コーナーではなかったのでそこだけ注意です。他の本屋では世界史コーナーで見つけられませんでした。本屋で統一して世界史コーナーに置いてあるわけではないみたいです。見つからない時には店員さんに聞いた方が早く見つかると思います。

受けようと思ったきっかけ

前にどこかで名前だけは聞いたことがあった検定でした。

その時は受ける気はなかったので印象に残っていませんでしたが、今回コロナの流行で家にいる期間が多く、何かに挑戦したいな~くらいの気持ちでポスターか何かを見て公式サイトを見ました。コロナでだらけた気持ちに喝を入れたくて何かしようと思っていただけなので、難しすぎる検定は嫌でした。世界遺産検定は歴史が好きでヨーロッパの町並みに興味もあるし今の自分にちょうどいいと思って申し込みました。インターネットの申し込みでしたが、本当にギリギリで締め切りの3時間前に申し込み終わりました。

やる気が満ち溢れてすぐにテキストを買いました。

 

でもその後放置、さらに勉強を始めたのは試験一週間前

 

なんで1週間前に勉強始めたの?

やらなきゃいけないけどやりたくない。まだいける。を繰り返していたら試験一週間前に…

何となくわかると思いますが夏休みの宿題は3日前から始めるタイプ。増えた4日分が大人になった分でしょうか。

世界遺産検定は趣味検定なので自分が受けたいと思って申し込んだはずなのに「勉強」という響きが嫌すぎて後回しにしたゴミ。

それでも夏休みの宿題は全て提出出来ていた(内容は散々だけど)ので自分のスペックは正しく把握できていたと言えます。今回も受かっていたので自分の限界を見極める力は健在です。


なんとこのツイートをした日から始めました。これまで一回しかテキスト開いてません。それも眺めただけ。本当に必死に詰め込んでます。

一週間前でも受かると判断した理由

・高校では世界史専攻

・歴史が好き

・ヨーロッパの景観がなんか好き

・センターでも世界史が得意科目(他よりはマシ程度)

・トラブルによるニート生活で時間がある

他にどんな言い訳を考えていたか忘れましたが、大体こんな理由で後回しにしました。

勉強を始めてみて

激しく後悔した

思っていたより内容がぎっしりしているし、言葉が難しい。

でも残り一週間しかないのでやるしかない。一週間でも24×7=168、つまり170時間はある。毎日10時間勉強すれば余裕だと始めた時には思っていました。

ですが、終わってみて実際勉強したのは最初の3日は3時間、残り4日は5時間程度しか勉強していません。(これでも多めに見積もっている気がする)今までサボっていたやつはいきなり10時間も勉強できません。

過去問は2日前に慌てて買って前日に解きました。


近くの本屋には売ってなくて遠出する弟に頼み込んで買ってきてもらった思い出…

この表紙の写真を送ってこれと同じやつ!とお願いしてました。

どうやって勉強したか

ひたすら紙に書きました。自分はカタカナを思い込みで間違えて読んでしまう癖があるので書いてみないと正式名称が不安でした。実際書いて勉強してよかったと思います。特に自然遺産は本当に書いてみてよかったです。私は興味あることは何となく頭に入っていて覚えていることが多いので、いかに「何となく」の取っ掛かりを増やすかが課題だったので。

こんな感じです。

また、他の人のブログや公式サイトを見て、「世界遺産の基礎知識」と「日本の遺産」が多く出題されると知ったので、書くことに疲れたときはこの二つの単元を読んでいました。残り一週間どう勉強しようと思って色々勉強法を見ましたが、最終的には今まで自分が効果的だと思ったことをした方がいい、となって書いて覚えました。今までの自分を信じることが大事です。

 

実際もこの「基礎知識」「日本の遺産」の二つが多めに出た気がします。まあ公式から言われてるので本当に多く出る部分ですが、体感だと6割以上こえて7割あった気もします。テキストの書き方も「世界遺産の基礎知識」「日本の遺産」「世界の遺産」なので普通に最初のページから勉強すれば問題ないと思います。

世界遺産の基礎知識

とても薄い上よく出るらしいのでモチベーションが上がる部分。

大体覚えたと言えるくらい勉強できた気がしましたが、この単元からと思われる問題で解けなかった問題がいくつかありました。年代に関する問題も多いので時系列と年代もしっかり覚えておいた方がいいと思います。実際時系列があやふやで解けなかったです。

基礎知識は知らなかったことしかないので、普通に楽しく新しい知識として覚えることが出来ました。大体の人が勉強してみて初めて知ることだと思います。

私は世界史専攻で世界の歴史は何となく頭に入っていたので、対応して覚えやすかったのもあると思います。世界大戦後の国の対応や日本の加入時期など疑問に思うことがなく納得して読み進められました。

毎年開催される会議の場所も毎回出るみたいなので確認しておいた方がいい部分でした。今回はコロナでオンライン開催だったので覚えやすかったです。絶対に忘れない開催場所ですね。

日本の遺産

(勉強するまで金閣寺は金閣寺として登録されていると思っていた。)

ここは世界史専攻だったことが裏目に出て、ほとんど思い入れがなくてしんどかったです。ただ、日本人なので全く知らないこともなく、京都や奈良だったり聞いたことあったりでそれなりに覚えられました。

試験前日に世界遺産の基礎知識と日本の遺産の組み合わせ問題の部分が毎回出ると知って焦って覚えました。でも本番間違えました。

登録基準は過去問を解いても毎回出てたので、しっかり日本の遺産と対応して覚えた方がよかったです。またテキストや過去問には出てこない最新の登録遺産や登録予定の遺産も登録基準に絡んできたりするのでそこもチェックが必須でした。

世界の遺産

滅茶苦茶多いのにあんまり出ないモチベーションが下がる部分

これは本当に世界史専攻が役に立ちました。聞いたことある!知ってる!が段違いです。世界地図を把握してるだけでもかなり違うと思います。学友はアメリカもヨーロッパの一部だと認識していました。さすがにこれは極端な例で、もしかしたら冗談だったかもしれないですが、どの国がどこにあるのか知っているのは強いです。地図の場所が提示される問題もあります。でもそれを逆手にとった問題もありました。歴史と地図の把握がとても大事です。

ヨーロッパの歴史は好きだったのでキリスト教圏の遺産は軽々と覚えることが出来ました。絵画も好きだったので教会系の遺産は本当に楽でした。

ただ東南アジアとアジアの宗教系は普通に何も知らない状態なので必死に書いて覚えてました。中国やそれにかかわる遺産が多かったです。中国史が好きな人は楽なんだろうなと思いながら書いてました。私は漢字が苦手なので中国史も苦手でした。漢字難しい。

 

最後の自然遺産は時間がなくて深く勉強できなかったです。過去問を解いてみて思ったより出てるぞと焦りまくりましたが、試験前日では読む以外に残された手段はなかったです。実際それなりに出てました。勉強不足が結果に明白に現れた部分です。殆ど間違えました。この部分を踏まえても書いて勉強するのは私に効果的だと改めて思いました。

試験当日

遅れても嫌なので1時間前くらいを見積もって着くようにしました。雨も降っていましたし。受験票に書かれた行き方より周りの人に流された方がいいと思います。記載された入り口には行っていませんが実際に入ったほうが正面らしさがありました。あと私が受ける教室に近かったです。

1時間前に着くように行ったのに思ったより同じ時間につく人がいました。さすがに教室まで同じ人は殆どいませんでした。級によって午前と午後で分かれていて、2級は今回午後だったのですが到着した時に午前の受験者がちらほら残ってました。

 

受験票に記載された時間の5分前くらいまで中に入れないようでした。中でも外でもテキストを読む以外やることがないので最後まで詰め込みました。周りにいる人は自分より多く勉強している人なので余計必死になったので早めに行ってよかったです。

大学生が多いように感じましたが、おじさんおばさんもいました。大学生って社会人に見える人も多い気がします。特に男性は特別おしゃれな人以外大学生と判断しにくいので色んな年代の人がいたようにも思います。

試験が始まって開いてみて、あれ難しくない?と焦りました。そんなことはない。でも実際見るとやっぱり焦る。分かる部分から一つづつ解いて、退出時間までには一通り解き終わりました。この検定は早く解けた人から帰っていいシステムです。でも退出時間から5分くらいたっても誰も帰りません。不安になって見直しました。この時に変えた部分が全部間違っていました。悲しい、直感を信じればよかった。10分くらいしてちらほら帰る人がいたのでその波に乗って帰りました。焦りから解放されてちょっとハッピーでしたが、解けなかった気がして悲しい気持ちで帰りました。

試験後

試験当日で全然解けた気がしなかったので、気分が凹んでました。

やっぱり1週間じゃ無理だったんだ

 

と思って正解が発表されても2日は確認できなかったです。だって落ちたことを確認したくない。でも部屋の掃除をしていた時にふと落ち込むなら確認して落ち込もうと思って自己採点してみました。そしたら68点!2問くらい計算ミスやマークミスしてても受かってる!一気に気楽になりました。今見返してみてもギリギリですね…。見直しの時に変えた4問は全部間違ってました。

先日マイページで確認して本当にちゃんと合格してました!

世界遺産検定を受けてみて

何となくの軽い気持ちで受けて、勉強時間も一週間というやる気の欠片もないような感じでしたが、受けてよかったです。

しっかりと勉強するまでは日本の遺産の「古都京都の文化財」の構成遺産の金閣寺(鹿苑寺)はずっと「金閣寺」として世界遺産になっていると思っていましたし、絵画が好きだと思っていながらそれが飾られている教会などについて全く知りませんでした。

外国の自然公園も何がそんなに特別なんだろう、うちの近くにある公園と同じようなもんでは?と疑問に思っていたことが分かるようになりました。世界遺産なので有名な場所が多く、名前は聞いたことあったけど…くらいの場所がもし旅行に行くことがあったら行ってみたいにまで興味が湧きました。

 

さらに

以前旅行で行ったことがある教会について知ることが出来ました!ツアーみたいなものだったので「綺麗だなー」と思いながらも「なんでここ見に来たんだろう?」と思っていましたが、今回世界遺産だと知ってスッキリ!(旅行中に色々名前を言われて調べるにしてもよくわからなかった)

これは勉強するまで知ることがなかったと思うので本当に嬉しかったです。

「これから旅行するときにも役立つかな」と思っていたことが、過去の旅行の思い出までもっと楽しかったものにしてくれました。

 

何となくで受けた検定でしたが、知っているようで知らない知識を知れてよかったです。歴史や旅行が好きな人にとてもおすすめな検定だと思います。でも旅行が好きな人だと「行きたい!」と思って今の時期だと逆に辛いかもしれないです。仕事で必ず役立つと言えるものではないですが、コロナで時間が空いて何かしたいな、趣味を持ちたいな、生活に彩を加えたいと思っているならおすすめです。

 

今回2級を取得できたので、次は1級目指して頑張ろうと思います。1級はやっぱり2級よりかなり難しいらしいので、さすがに1か月以上前から勉強しようと思います…

 

 

この記事を書いた人

英語力がようやく普通の人になれた一般人。ミステリーが好きだが他のジャンルも読みたいと思っている。
世界遺産検定 2級
色彩検定   2級
FP      3級
簿記     3級   保持
簿記2級挑戦中

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